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35歳の教科書-藤原和博(読書メモ)


35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画
(2009/09)
藤原 和博

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今年むかえる「35歳」というタイトル、そして著者は元杉並区立和田中学校校長で、リクルートで「カーセンサー」の立ち上げなどにも参画された藤原和博氏ということで手に取った。

全体を通して著者が伝えたいのが「組織に埋没していればいい時代は終わった。それぞれ一人ひとりが独自の価値観、人生観を持ち、自立した個人として人生を設計し、プラニングしてオリジナリティの高い人生を歩んで欲しい」というメッセージ。これには私も同意。

しかし、そのためには人から認められるだけのスキルが必要。それを身につけるには、一つのことに対し1万時間をつぎ込むくらいの経験が必要。ただ「会社に頼らない」と口だけ言うのではなく、会社に頼らず生きていける裏付けが必要と痛感。

自分が今まで何をしてきて、何を身につけたかを振り返り、これを今後どう活かせるかを改めて考えるきっかけに。年初に読む本として選んだのは正解かも。


■読書メモ■

P28,組織に埋没するのではなく、自立した個人として人生を設計し、プランニングして、オリジナリティの高い靱性を歩んでほしい

P70まずは相手の話を見聞きしたまま受け取るのではなく、客観的、分析的に理解することが大切(クリティカル・シンキングを中心とした論理的思考)。一方で相手の意見を受け入れる柔軟性も求められる。もし、いい件だと判断したら「パクって」自分のものにする。消化した上で、さらに自分流のオリジナルな意見を展開していく。そうしたプレゼンテーション技術が重要になってきた。

P71,新聞も雑誌も、ただ読んでうなずくのはやめにしましょう。報道されている事実の裏側を想像する。そして、あらゆることに対して、例え稚拙でも構わないので自分自身の意見を持つこと。その意見を持って、今度は他者と交わってみる。意見を交換して修正していくのです。

P83,話を聞きながら、相手に共感し、失敗談などマイナス面の情報まで聞き出せるか。底が営業の最大のポイント。共感できれば、二人の間には強い連帯感が生まれます。

P90,そもそもコミュニケーションとはリスクのある投資です。リターンを大きくするためにはリスクを冒すことも必要。生ぬるい言葉や態度では関心は集まりませんし、一言えばみんなが十のことを理解してくれることもありません。コミュニケーションは他者とどのように縁を結ぶかの真剣勝負なのです。

P92,ぜひ30代から自分自身を磨く訓練を始めてください。ポイントは自分を知らない人たちで形成されているコミュニティに参加すること。価値観を共有できる人が多い場所は避けてください。

P98,最も大事なのは、「自分の技術とは何なのか」について自身と向き合って話してみることです。その技術は会社の外でも通用する普遍性を持っているか。十分に磨き上げられているかを、しっかり検証してください。
もうひとつは会社以外に打ち込めることを見つけること。40代、50代と続けていけそうなテーマであり、仕事で培ったスキルと合体させると大きなパワーが出るような事柄を選ばなければなりません。

P99,二つの職業で千本ノックを受けたら、それらを接点にした新しい仕事が見えてくるかもしれません。これからの時代は「二つ、もしくは三つの仕事を混ぜる」ということも視野に入れていくべきだと思います。

P101,10代で基礎を固め、20代で何らかのスキルを獲得し、30代は40代、50代をどう生きるのか模索する。人生の大まかなアウトラインは必要ですが、私は走りながら考えてもいいと思っています。なぜなら「それぞれ一人一人」の時代、答えは自分で見つけ出すしかないから。もはや、誰にでも通用する「正解」など、なくなってしまったのです。

P107,今の自分が気に入らないとしたら、どうしたら弱点や欠点を克服し、変化していくことができるのか。辛いこともあるだろうけれど、その職場で自分を表現したり、成長のために学んだりすることはできないのか。目の前の相手の用意ところを認め、共に人生を歩んでいく可能性を見いだせないか。それらの問いに対して「納得解」を見つけ出していけばいいのです。

P113,大切なのはオリジナリティ。基本的には自分の好きなこと、興味を持てること、かっこいいと思えることを追求すればいいと思います。「それが自分の幸福につながる」「そのことをしていると(考えていると)幸福を感じられる」と思える事柄です。

P117,今や「とにかく打った方が勝ち。手数を出した方が勝ち。何回打ってもいいから早くカップインした方が勝ち」というルールに変わったのです。(中略)次々に打って試行錯誤しながら自分の脳と身体に「どう打てば入りやすいのか」「砂地と芝生ではどう違うのか」といった経験をしみこませていくことが大切。そうやってノウハウを蓄積して早く先に進んだ方が勝ちなのです。
もはや正解はありません。自分が納得し、佳津関わる他人を納得させるような解をどれくらい導けるのか。これを意識することで幸福な人生が開けてきます。
幸福は場数を踏まないことには手に入りません。

P120,私は本当に大事な決断をするとき、人には決して相談しません。なぜか。相談すると言い訳を作ってしまうからです。失敗したときに「あの人のアドバイスを受けたのが悪かった」などと、ほんの少しくらいでも思いたくない。それは、私にとって最も「かっこ悪い」態度なのです。
それに相談して反対されれば、どうしても不安になります。本当は9割の人が反対するような事柄こそ、勝負のしがいがある面白い案件なのですが、ネガティブな意見ばかり聞いていたら、なかなか腹が据わりません。
だから下手に相談なんてしない方がいい。誰にも言わず飛び込んでしまえば、自分自身で責任を取るしかない。その覚悟が大きなパワーを生み出すという側面もあります。
もちろん、飛び込んだ後はどんどん周りに相談しましょう。
人間は不利な方へ行っている方が助けてもらいやすいのです。

P123,変化のスピードが速くなっている現代においてはPDCAの4段階をきっちり踏んでいては間に合いません。実行したらすぐに改善し、改善案を実行したら、また改善という「DADADA」にする必要がある。

P128,子供が大人になるとは、いったいどういうことでしょうか。私は「素の自分」だけでなく、「演じる自分」というのがいるかどうか、が分かれ目になると考えています。

P133,大切なのはもう一人の自分がどれだけ育っているか。あるいは物事がうまくいかなかったときに、逆にそれを利用して面白おかしくボケとツッコミができるような「演じる自分」がいるかどうか、自らの失敗を笑いに変えられる人は、大人なのだと思います。

P140,どん底にいたとしても、演じる力があれば簡単にはへこたれないし、はい上がることもできる。

P153,外部のインテリジェンスに骨抜きにされた状態から脱したいのならば、まずはこれまでの常識を疑ってみましょう。

P183,一足先に「いい子ちゃんシンドローム」から抜け出すには
(1)「嫌われたくない」「好かれなければ」という気持ちを捨てる
(2)実際に結婚式や葬式を断る。飲み会や付き合いのゴルフもやめてしまう
(3)自分が今までやってきたことを一旦、10分の1まで減らしてみる

P194,1000本ノックでなくても、目標を「100」に設定して物事を執り行うことは有効

P196,1万時間も一つの物事を練習できることこそが才能

P208,組織内で自営業者のような存在になるためには、特化したスキルセットを持っておくことが大切であり、そのための練習を重ねる必要があります。

P211,みなさん、肩書きに頼らず、自分という人間をしっかり持っている。それに比べると、組織の中に埋没している人の何と魅力のないことか。
会社ほど自分の武器が磨ける場所はない、といいたい。起業は個人にとって最高の修業先(ビジネススクール)です。
ダメなのは会社の力に頼ろうとするマインド。寄りかかるのではなく、会社が蓄積した資産を使い、会社の中で自営業をやる感覚を持ちましょう。
サラリーマンとして自らを磨き上げれば、個人がブランドになる可能性があります。

P236,組織に埋没していればいい時代は、終わった。それぞれ一人ひとりが独自の価値観、人生観を持ち、自立した個人として人生を設計し、プラニングしてオリジナリティの高い人生を歩んで欲しい
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