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3Dを実現する4つの方式

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前のエントリーに続き、AMN主催の3Dゲーム体験イベントについて。協賛していたNVIDIAから、3Dを実現する技術について説明いただきました。

画面が立体に見えるようにするには、左右の目それぞれに微妙に違う映像を見せ、錯覚を起こすことで可能としてます。現在、これを実現する技術は実用レベルで4種類の方式があるそうです。
【アナグリフ方式(赤青メガネ)】
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◎利点
・最も安価(メガネが約50円~500円程度)
・表示デバイスに特殊な要求がなく、印刷もできる
×欠点
・全体的にクオリティが低く、色情報がなくなる
・目への負担が大きい
・色がずれているとゴースティング発生
↓↓↓
最も原始的かつ汎用的な3D

【偏光式】
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◎利点
・安価(メガネが約300円~2000円)
・色が安定している
・モニターに特殊フィルムが必要
×欠点
・解像度が半減する(フル解像度を再現するには2台のディスプレイを合成する必要有)
・最適に見える角度が限定され、ずれるとゴースティング発生
↓↓↓
スクリーンの大きさや見る角度が限定される

【裸眼式(レンチキュラーレンズとパララックスバリア)】
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◎利点
・メガネが要らない
・小さなディスプレイや印刷物でも実現可
×欠点
・3Dで見られる距離と角度が限定される(ずれるとゴースティングや左右反転が発生)
・通常の2Dディスプレイとして使えない
↓↓↓
Nintendo 3DSに採用。用途が3Dに限定できれば裸眼OKのメリットは大きい


【アクティブシャッター方式】
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◎利点
・フル解像度、フルカラー画質
・どの角度からも3Dで見られる
・特殊フィルムなどが必要なく、モニターは2D/3D両方対応できる
×欠点
・専用メガネにバッテリーが必要で比較的高価
・画像の明るさが落ちる


今回イベント協賛していたNVIDIAは「3D VISION」というエコシステムでPCの3Dゲームを推進しているそうです。

3D VISIONは「アクティブシャッター方式」を採用。アクティブシャッターとは、画面上に右目と左目それぞれで見る映像を交互に高速で切り替えて画面に表示し、専用のメガネがそれと同期して右目と左目の視界を交互にシャットアウトすることで立体的に見えるというもの。

「偏向式」や赤青メガネを使った「アナグリフ方式」に比べ解像度や画質が高く、さらにどの角度からも3Dで見ることができるというアドバンテージがあり、Blur-ray Disk協会の推奨方式とのことでした。ただし専用メガネの他、3D VISION対応のグラフィックカードと120MHz出力に対応したディスプレイが必要です。

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3Dに様々な方式があることを聞いて、以前に映画「アバター」が上映されていたとき、各方式の映画館をまわり、それぞれの比較をしていたブログ記事を思い出しました。

『アバター』3D全方式完全制覇レビュー

今回聞いた話を頭に入れておくと、このレビューに出てくる方式がそれぞれどれだったのかがよくわかります。NVIDIAは当然アクティブシャッターが最高だと言ってましたが、アバターのレビューを見る限りでは、それぞれに一長一短があり、同じ偏光式でもいろいろ違いがあるようなので、どれがベストかは状況や見る人によって違うようですね。

私もアバターを見にいきましたが、そこではアバターレビューの「XpanD」つまりアクティブシャッター方式でした。ここで使われたメガネはとても重くてすぐズレ落ちてしまい、映画に集中できなかったので、結果的に3Dに対してあまりいい印象がありませんでした。

今回、NVIDIAから用意されていた3Dゲームで使ったメガネは、短時間でしたがバッテリー内蔵ながらもかなり軽く、掛け心地は悪くありませんでしたので、このメガネであればゲームや映画も問題ないんじゃないかと思います。

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蛇足ですが、3Dのデモをしていたマシンで120MHzの2D出力をしてもらい、Windowsデスクトップ上のウインドウを動かしたところ、普通のディスプレイ(約60MHz)に比べとても滑らかな動きを実現していました。

例えるなら、タッチスクリーンディスプレイにおけるiPhone 4とガラケーの動きの違いを比べていたみたいな?個人的には3Dもいいけど従来以上滑らかな動きをする2Dもいいなと思ってしまいましたw




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