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ナップスターがサービス停止するころ、ドコモはXperiaを発売していた

20100404ナップスター


レビュープラスからMacPeople 2009年5月号を献本いただきました。「iPad購入ガイド」や「Macのストレージ活用術」などの特集が組まれていますが、ここでは津田大介さんのコラム「音楽配信一刀両断 - ナップスターがサービスを停止 その理由とは?」を取り上げます。


■ドコモの力を借りても難しかったナップスターの音楽配信

3月1日、PCや携帯電話向け定額制音楽配信サービス「ナップスター」が、5月31日までに全サービスを終了すると発表されました。終了の理由として「米ナップスター社が展開しているDRMフリーのMP3配信サービスを日本でも提供しようとした場合、楽曲の許諾やシステム運営などに大規模な支出が必要で、採算が合わない可能性が高い」ということがあげられています。

津田さんは、これを全体の半分とし、もう半分裏の理由があるとしています。それは「そもそも経営が成り立ってなかった」から。

ナップスターは国内ではタワーレコードと、その子会社であるナップスタージャパンが運営してますが、そもそもはタワーレコードを2005年に買収したNTTドコモが、携帯電話の音楽配信サービスの一翼として始めたのがきっかけです。当時よりauの「着うた」「着うたフル」が人気を集めており、ドコモはこれに早く追いつけ追い越せと、良くも悪くも名の知れたナップスターを利用しようとしたという背景があります。

しかし、CD販売のタワーレコードが音楽配信ビジネスにおいて強みを発揮できず、ドコモも「ならでは」のサービスに展開することができなかった。さらにauのビジネスが日本のレーベルで定着していたこともあって、日本の楽曲でユーザーを満足させられる品揃えすら実現できませんでした。洋楽はそれなりに充実していたそうですが、日本において洋楽は全体の3割程度しか売れないため全体のパイが小さくビジネスにならなかったようです。

コラムではこのあたりの事情がさらに詳しく書かれているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。


■今度はiPhoneを追いかけるドコモ、完全に出遅れたau

結局、音楽配信でauに追いつけなかったドコモですが、すでにその目線はスマートフォンに移っています。4月1日にAndroidを搭載した「Xperia」を発売し、今度はソフトバンクの「iPhone」を追いかけようとしています。ナップスターが息を引きとろうとしているときに、同じような状況になっているのは何とも皮肉です。

そしてauはスマートフォンにおいて完全に遅れをとっています。音楽配信の成功にあぐらをかいていたのかどうかはわかりませんが、先日ようやく発表された初の個人向けスマートフォン「IS series」は、個人的に今スマートフォンに乗り換えようと考えているユーザーのニーズに応えられているようには見えませんでしたし、Twitter上の私のTLでもポジティブな意見があまりみられませんでした。スマートフォンへの乗り換えを考えつつもキャリアを変えたくなかったユーザーが失望し、ナンバーポータビリティでiPhoneやXperiaなどに乗り換える流れが出てくるかもしれませんね。

そして4月2日、キャリア各社が携帯電話のSIMロックを原則解除で合意したと発表されました。SIMロック解除がどのような影響を与えるのかはまた別の話ですが、今後さらに競争が激化することは間違いないでしょう。


だれが「音楽」を殺すのか? (NT2X)だれが「音楽」を殺すのか? (NT2X)
(2004/09/22)
津田 大介

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