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「セイバーメトリクス」と野球から学べる組織論、マネジメント

2010032701セイバーメトリクス
野球読書会に参加してきました。最近よく参加している読書朝食会リーディングラボのテーマを絞ったバージョンで、野球に関する本や雑誌を紹介しあってきました。場所は東京ドームベースボールカフェ!

私は時間がある学生の頃こそ、テレビや実際に球場へ行って観戦してきましたが、最近はなんだかんだでスポーツニュースすらあまり見てません。ただ、先日発売された日経アソシエの「仕事の数字に強くなる」特集で紹介されていた「セイバーメトリクス」にとても興味を持ったので、それをもう少し調べて、読書会で発表してみました。


■セイバーメトリクスとは?

まず、セイバーメトリクスとは何か?今回いろいろ参考にさせていただいたブログ記事から引用させていただきます。

セイバーメトリクスとは、ビル・ジェームズという数字好きな野球オタク(?)が考案した、新たな評価指標ともいえるデータ解析手法。
野球というゲームには、アウトにならない限りは延々と攻撃を続けることができる、という特徴がある。
よって、そこを最重視し、攻撃では「アウトにならない」能力、守備では「アウトを獲る」能力を高く評価しようという考え方に立脚している。「So What?! - セイバーメトリクス本格上陸なるか?

例えば、打者は一般的に「打率」や「打点」などで評価されますが、セイバーメトリクスはそれとは異なり、四球を含めた「出塁率」をより重要視します。

この手法を用いると、成績の評価基準がこれまでと異なるため、従来の見方ではあまり活躍していないとされてきた選手が、高い評価を受けることがあります。日経アソシエでは、巨人のラミレス選手とヤクルトのガイエル選手を例にとり、「セイバーメトリクスの観点からすると、ガイエルはラミレスに勝るとも劣らない選手」という見解を紹介しています。

2010032702セイバーメトリクス

このセイバーメトリクスは、メジャーリーグのオークランド・アスレチックスが1997年に導入し、成功したことから注目されたそうです。アスレチックスは経済的に他球団に劣るため、少ない資金で結果を出す必要がありました。そこで、既存の見方では低水準でもセイバーメトリクスの観点では高く評価できる他球団の選手を安い金額で集め、これに基づいた野球を徹底したのです。その結果、屈指の強豪チームに数えられるようになりました。

日本でも、日本ハムや楽天がセイバーメトリクスの指標を選手の獲得や育成に取り入れているそうです。両チームとも資金面では下から数えた方が早いですが、昨年はパリーグの1位・2位を獲得しました。

セイバーメトリクスについては、アスレチックスのGMの考え方を描いた「マネー・ボール」や、アソシエの記事で紹介されていたデータスタジアムの「野球の見方が180度変わるセイバーメトリクス」で詳しく紹介されているそうです。

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野球の見方が180度変わるセイバーメトリクス野球の見方が180度変わるセイバーメトリクス
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また、セイバーメトリクスの指標や、2009年のプロ野球の個人成績をこれに基づいて表示するSaberMetricsJapanというサイトもありました。


■野球から学べる組織論、マネジメント

私が面白いと思ったのは、セイバーメトリクスの考え方が現代のビジネス、特にマネジメントにおいて求められているものに非常に近いと感じたからです。最近の「成功した」と紹介される企業は、環境の変化に対応して従来とは違う観点で人を評価し、それぞれの強みを引き出しているとよく聞きますよね。

偶然(?)にも、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」がベストセラーになってますが、ここではドラッカーの「人を活かす」という教えを、高校野球のチームに当てはめて紹介していました。

今回の読書会でも、元楽天監督の野村克也氏著「野村ノート」、有名監督がどのようにして選手とフロントと向き合ったを記した「監督たちの戦い ベンチ裏の人間学」、2年前の夏の甲子園で全国優勝した公立高校を追った「佐賀北の夏」などが紹介されてました。切り口はそれぞれですが、いずれもチーム(組織)をどうやってまとめて目標に向かったかに多くのページを割いているそうです。野球から学べることはたくさんありそうですね。

ちょっと堅くなってしまいましたが、普段野球を見なくなってしまった私にもできる新たな楽しみ方と、それを仕事や生活に活かし方を見つけられた読書会でした。

野村ノート (小学館文庫)野村ノート (小学館文庫)
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監督たちの戦い ベンチ裏の人間学監督たちの戦い ベンチ裏の人間学
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