2010年02月

ドラマ「エンゼルバンク」をフル活用する講談社、「働きマン」のリベンジ?

2010022812講談社エンゼルバンク
「透明アクセル」というマンガをご存じでしょうか。現在ドラマで放映されている「エンゼルバンク」の原作や、「ドラゴン桜」の作者である三田紀房さんの最新作で、講談社の「イブニング」に連載されています。2月23日にコミックス1巻が発売されました。

ストーリーは、大手広告代理店に勤める主人公が、担当営業先である競艇の大きな話題作りをしてビッグビジネスにするため、実力がありながらもなかなか勝てない女子フィギュアスケート選手を競艇に転向させようとするもの(1巻まで)。広告代理店がスポーツなどにどんな形で関わっているのか、その一端がわかる面白い内容となっています。

これだけでも興味深いのですが、このコミックの内容と発売時期を考えたら更に面白いことに気づきました。発売された2月23日はバンクーバーオリンピックの真っ最中。浅田真央選手らの話題が最高潮に達している時期です。そして主要な登場人物の中に女子フィギュアスケートの選手がいます(彼女っぽい人物も登場します)。

そして2月はドラマ「エンゼルバンク」も中盤から後半に入り始めた時期です。私は三田紀房さん作品が好きで、エンゼルバンクも1巻から買って読んでましたが、当初はあまり目立つところには置かれてませんでした。しかしドラマが始まってから書店を覗くと扱いが大きく変わり、とても目立つところに置かれるようになってました。そしてその隣には、同じ作者の最新巻として「透明アクセル」も置かれていました。

2010022814講談社エンゼルバンク

これらが偶然重なったとは思えません。透明アクセルが連載を始めるタイミングも、登場人物や展開もこの時期にコミック1巻が発売されるのを狙ったものだと思います。イブニングというややマイナーな雑誌の連載のため、どれほどインパクトがあったかはわかりませんが、何もせずに発売するのとでは大きな違いがあるのではないかと思います。


■ドラマで興味を持った読者を他の本の読者に

2010022813講談社エンゼルバンク
また、エンゼルバンクもなかなかしたたかです。透明アクセルと同じ2月23日に11巻を発売したのですが、その前の9巻・10巻を12月・1月に発売し、3ヶ月連続で最新巻を発売していました。コミックには9話収録されてますが、連載されているモーニングは週刊のため月に進められるのは多くて5話まで。これはドラマが放映されているこの時期に集中的に発売できるよう調整してきたといって間違いはないでしょう。

さらに、このブログでもとりあげた勝間和代さんの「チェンジメーカー」という本もこれに絡んでます。この本はエンゼルバンクと並行して週刊モーニングで1年間連載された「勝間和代の『誰でも出来る』日本支配計画」というコラムをまとめたもので、エンゼルバンクのオフィシャル参考本として2月に発売されました。勝間さん自身、ドラマの第一話に登場するなどコラボしてました。

2010022815講談社エンゼルバンク
さらにさらに、エンゼルバンクの公式副読本として三田紀房さん自ら「『売れ残る時代』の転職術」と「会社に左右されない仕事術」という2冊を、エンゼルバンクに登場する海老沢のモデルとされている海老原嗣生さんも続けて3冊もの本を発売しました。

さらにさらにさらに、エンゼルバンクや透明アクセルの巻末には、ストーリーに絡んだビジネス書や自己啓発書の著者による書き下ろしコラムが載っており、当然著作もPRされています。

…とこんな感じで、ドラマをきっかけに原作に興味を持った人を取りこぼさず、さらに関連する本の読者になってもらおうと周到な準備をしているわけです。勝間さんの場合は彼女のファン(カツマー)を取り込む狙いもあるでしょう。

テレビの凋落が話題となってますが、それでも数十万、数百万単位の人にリーチできるわけですから、大きなチャンス。そして原作に興味を持つ人は、それに関する本にも関心を持ちやすい優良な見込み客といえます。著者や発売元の講談社が、それをきっちりと取りに行ったんだろうと思います。


■「働きマン」の失敗に対するリベンジ!?

2010022816講談社エンゼルバンク
これを見て思い出したのが2007年にやはりモーニングに連載されていた「働きマン」がドラマ化されたときのことでした。男性より働く強い女性を描いた作品として注目を集め、4巻まで発売されていたコミックは、ドラマがはじまると増刷を繰り返すヒットとなりました。しかし作者の安野モヨコさんが体調不良でダウンしてしまい、そのままドラマが終了。昨年復帰したものの5巻は未だに発売されてません。講談社はドラマ化のチャンスを生かしきることができなかったわけです。

エンゼルバンクも透明アクセルも、日本で女性が働く環境に対して疑問を投げかける節があり、かなり女性を意識した内容となっています。講談社はエンゼルバンクを働きマンのリベンジと考えているのかどうかわかりませんが、両方を見た私としては、つながりがあるように見えてなりません。また、透明アクセルに出てきたような大手広告代理店がこうしたシナリオを書いているのかもしれません。

ここに書いた推測がどこまで当たっているかわかりませんが、とても興味深いと思いますし、否定的な考えはまったくありません。むしろ、ここに出てきた本の何冊かを読み、非常にためになっています。特にエンゼルバンクと透明アクセルは、ぜひ多くの人に読んでもらいたいと思ってます。


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会社のPCも自宅から遠隔操作できた!iPhoneでも使える「LogMeIn」

2010022805LogMeIn
PCのリモートアクセスサービス「LogMeIn」のブロガーズイベントに参加してきました。LogMeInは、遠隔にあるPCを、手元のPCやスマートフォンなどからインターネット経由で操作できるサービスです。例えば会社にあるPCを自宅から操作したり、逆に会社で自宅のPCを操作することができます。米国で人気急上昇中だそうで、国内ではNECのISPであるBIGLOBEが昨年から無償・有償サービスとして提供しています。

イベントで実際に触ってみて、その後家や会社のPCで試してみたのですが、とにかく簡単に使えたことに驚きました。私は以前にもV2Cなどのリモートアクセスツールを使っていたことがありましたが、遠隔操作をするためにポートを開けなければならず、ルーターやアンチウイルスソフトの設定変更が必要だったり、それらを勝手にできない会社のPCでは利用できませんでした。しかしLogMeInはあっさりと使えてしまいました。

2010022811LogMeIn

特にびっくりしたのが、ポートを自由に開けられない社内ネットワーク上にあるPCを外部から操作できたこと。Webアクセスするための80番とSSL通信の443番さえ開いていれば、プロキシサーバーを利用しているとしても、専用アプリケーションを常駐して起動しておくことでいつでもログインして操作できました。今の会社はVPNが利用できないので、いざというとき、とても役立ちそうです。(ただし社内ポリシーでリモートログインが禁止されている場合はやめておきましょう)

2010022807LogMeIn 2010022809LogMeIn 2010022808LogMeIn
また、マルチプラットフォーム対応で、Windowsはもちろん現状ベータ版ながらMacも遠隔操作できます。手元での操作はブラウザ上で出来るので、こちらも環境を問いません。さらにiPhoneでも専用アプリをインストールすれば遠隔のPCを操作することができます。アプリが3500円と他に比べて高いことや、ログインにやや時間がかかることなどがネックですが、PCを広げることなく遠隔操作できるのは、緊急時などに非常に役立つかもしれません。

個人的には会社と自宅双方のPCをリモートで操作するのに使っていこうと思ってますが、他にも実家にいる親のPCのメンテナンスなんかにも使えそうです。

2010022810LogMeIn
イベントではLogMeInの広報キャラクターに起用された”ミス東大”の加藤ゆりさんも登場してました。っつーか、このサービスにタレントを起用してしまうBIGLOBEさん、さすがです。


LogMeIn

LogMeInのiPhoneアプリ(iTunesが開きます)

加藤ゆりさんのブログ


Googleで”自分マーケティング”する方法 - 読書朝食会リーディング・ラボ

2010022801リーラボ
今週も読書朝食会リーディング・ラボ(リーラボ)に参加してきました。今回は各自のオススメ本を紹介しあう読書会に加えて「グーグル・マーケティング!」などの著作を持つ押切孝雄さんによる講演が行われました。

押切さんはWebブランディング会社「カティサーク」の代表を務められていて、自ら「Webメディアエヴァンジェリスト」を名乗るほど、役に立つWebサービスやツールなどを使いこなしているとか。当然Googleの各種サービスなどにも精通されていて、「グーグル・マーケティング!」などではそれらの活用法を数多く紹介しているそうです。

■Webマーケティングツールを自分のために使いこなす

GoogleのWebマーケティングツールとして代表的なのが、「Google Insights(グーグル・インサイト)」と「キーワードツール」。Google Insightsは、気になるキーワードが、これまでにいつ、どこで、どれくらい検索されたかなどを調べることができ、キーワードツールは、そのキーワードはどんな言葉と一緒に検索されたかを調べることができます。どちらもWeb製作やマーケティング、SEOなどを担当されている方にはお馴染みだと思います。

2010022802リーラボ
今回の講演はこれらWebマーケティングツールを自分のため、つまりパーソナルブランディングに活用してしまおうというのが趣旨でした。自分の得意なこと、やってみたいことをGoogle Insightsを使ってWeb上でどれくらい検索されているか、上昇/下降トレンドなのかを調べられます。さらに、キーワードツールでどんな言葉と一緒に検索されているかを調べれば、世間の人がどんなふうに関心をもっているを掴むことができ、そこにチャンスがあるかどうかの目安にできるわけです。

例えば私はこのブログで何度か書いているとおりB級グルメが好きなわけですが、このキーワードで検索するとこのようなデータが表示されます。

2010022803リーラボ

2004年以降、徐々に右肩上がりを続け2008年から2009年にかけて大きく伸びています。とても有望である一方で、この情報を提供するサイトも多く、それらと同じことをしていても埋もれてしまうでしょう。そこで、キーワードツールで一緒に検索されている言葉を探します。

2010022804リーラボ

こうして分野を絞り込んで、多少ニッチでも刺さる人には刺さる分野を見つけようというわけです。キーワードのトレンドを見るにはkizasiを組み合わせてみるのもテのようです。

しかしあまりにニッチでは、ライバルが少なくてもターゲットとなる市場まで小さすぎてしまいます。押切さんに聞いてみたところ、だいたい月に数千から1万程度検索されていれば見込みがあり、そこにすでにライバルがいたとしても、市場が大きく育つ可能性があるのでチャレンジしてみる価値があるそうです。


Google InsightsやキーワードツールなどのWebマーケティングツールを、仕事ではなく自分のために活用してしまおうという発想は、新たな発見でした。自分がやってみたいことに世の中は関心があるのか、あるいは世の中の関心事に自分を活かせるものはないかを探してみるのに、とても役立ちそうですね。


前回までのリーラボレポート 1 / 2 / 3

Google Insights

キーワードツール

株式会社カティサーク

読書朝食会"Reading-Lab"


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「日本経済新聞を読む朝食会」に初参加、普段日経を読んでなくても楽しめたよ!

2010022101日本経済新聞を読む朝食会
「日本経済新聞を読む朝食会」に参加してきました。日曜の朝9時に集合し、10人ほどのグループで各自その日の日経新聞の中から気になった記事を取り上げて意見を述べた後、全員でディスカッションするというもの。場所は帝国ホテル1Fのラウンジで、日常と少し違った場所で、知的かつ充実した朝を楽しんじゃおうという勉強会です。

結論から言うと、期待以上に面白かった。時間さえあれば、毎日こんな会を開いて、いろいろな人と記事を基に話し合いたいとさえ思いました。

会には、様々な人が参加します。私のいたグループには、IT関連の営業やエンジニア、バイオ系会社の経営者、弁護士関連、自動車部品会社など業種、職種は様々。趣味も音楽や映画、さらに洋菓子作りが好きな人、絵本セラピストなどバラエティに富んでました。

そんな人たちのフィルタを通すと、同じ記事でも違った見方をしたり、それぞれの仕事でどんな影響を受けているかなど、一人では見えてこなかった別の側面が見えてきます。会場に着く前に新聞を一読してくるのですが、当然すべてに目を通すわけにはいかず、関心のあるものだけに絞ります。そこで目にとまらなかった、自分には関係も興味もないと思われたものでも、話を聞くととても面白かったり、実は自分にも関わりがあったりするわけです。


例えば、私はいろいろ候補があった中から、スポーツ面のサッカー日本代表に対する記者の座談会記事を取り上げました。気になったのが以下の部分です。

日本ではみんな中盤の選手が一番かっこういいと思っている。サッカーのどのポジションが王様かというと中盤。(中略) FWのぶざまな格好を見て、我々までFWが悪いと書くと、子供たちも「FWなんかやりたくないよ」となっちゃう。

私はこの記事に対して「日本人の気質が原因ではないか」という、ごく平凡な答えが頭の中にありました。ちょうどその前の話で、日本を含むアジアは個人が目立つよりも、まわりと調和するのが好きという話題も出ていて、それと絡んだものとしてました。

これに対し、ある人から「キャプテン翼」の影響が大きいんじゃないか、という意見を出ました。キャプテン翼に出てくるキャラクターの中で目立つ選手の多くがMFであり、これを見て育ったであろうここ数年の日本代表に選ばれたスタープレイヤーも中盤の選手が多く、逆にFWは少ない。また、スラムダンクが流行った時期にはバスケ部にたくさんの人が集まったこともあるなど、マンガがスポーツに与える影響が大きいんじゃないかという仮説です。

さらに、その人がかつて通っていた音大は「のだめカンタービレ」が流行ってから一人勝ちと言われるほど、生徒が集まっているそうです。一番の理由は、ドラマの収録がそこで行われたからだとか。

…と、こんな感じで話が次々と展開されていきました。約2時間半続いたのですが、時間が足りなかったと思えるほど、様々な話題で盛り上がりました。出てきた話題に対して、それに関わるネタを意外と持っていて披露して「あ、俺いまいいこと言った!」と、隠れていた自分の引き出しに気づくことさえあったりw

2010022102日本経済新聞を読む朝食会

終了後、なぜこれほど面白かったかを考えてみたところ、以下の理由があると思いました。

●条件がフラット
当日の朝刊がネタ元だから、前もって準備できる時間はだいたい同じ。載っている話題も幅広いので、それぞれの仕事や専門分野によって有利不利がつくことも少ない。普段日経を読んでなくてもあまり変わらない。

●話題に軸がある
一人一人の話はすべて日経の記事が起点となるので、話が逸れても戻ってこれる。

●知っている人がいない
ほぼ全員が知らない人ばかりなので、上下関係などなく忌憚なく話せる。

●朝なので頭がよく働く
個人差はあるが、一般的に人は朝の方が頭がよく回る。

あと、ファシリテータの存在も重要です。メンバーの中心になって、意見を言いたい人を指名したり、その話を盛り上げたり、補足したりしてくれます。今回つとめてくれた方は、10回以上参加されているとのことで、とてもスムーズに進行していただきました。本当に感謝です。

リーラボや文房具朝食会とはまた違った楽しみ方ができた朝食会でした。ぜひまた参加したいと思います。…あ、朝食会といってもコーヒーしか飲んでませんけどね。


日本経済新聞を読む朝食会(mixiコミュニティ)


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(2009/06/26)
日本経済新聞出版社

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パスタじゃねーよ、スパゲティだよ!有楽町「ジャポネ」

2010021710ジャポネ
知る人ぞ知る「路傍の麺」、略してロメスパと呼ばれるスパゲティが食べられる「ジャポネ」。ビル内にありながら路地裏のような雰囲気で、絶えず行列ができる人気店だそうです。

ここで食べられるスパゲティは、最近のオサレな「パスタ」じゃありません。肉や野菜などと絡め、火を通しながら塩や醤油、ケチャップなどで味付けされた、ボリューム満点の「スパゲティ」です。

2010021711ジャポネ
いろいろ噂は聞いていたので、まるで「二郎」の行列に並んでいるような高揚感で待つこと約30分。注文したのは、洋風塩味の「バジリコ」のジャンボ(大盛)。エビ、肉、しその葉、トマト、シイタケ、オニオン、小松菜入りです。個人的には、学生時代によく食べた学食に出てきた大盛スパゲティ(「ポパイ」という名がついてた)を思い出しました。

2010021709ジャポネ 2010021712ジャポネ

「ジャンボ」の名に違わないボリュームですが、これでも5段階ある内の下から2つ目。この上には「横綱」そして横綱を制した人しか注文できない「親方」「理事長」があるそうで。うーん、それらより10種類以上の味を制覇したい。

有楽町駅から無印良品を通って東急ハンズへ向かうときにくぐる高速道路下、マクドナルドの隣にあります。並んでいる途中、マクドナルドの中から窓越しに覗かれる視線が微妙に痛かった気がしました。

ちなみにここで食べる1時間前にはティファニーのThe Tea Roomで優雅にミルクティーをすすってました。いやぁ、銀座界隈って色々あって楽しいですね!

ジャポネ (パスタ / 有楽町、銀座一丁目、東京)
★★★★ 4.0

「35歳独身限界説」がインパクト大!リーラボ@ティファニー銀座&勝間和代講演会

2010021701リーラボ@ティファニー銀座
今月3回目の読書朝食会「リーラボ」に参加してきました(1回目2回目)。今回は銀座のティファニービルにあるThe Tea Room。会員制だそうでこういう機会じゃないとめったに入ることのできない場所なので楽しみにしてました。残念ながら今月末で閉店だそうです。

今回、私が紹介した本は「チェンジメーカー」。ご存じ勝間和代さんの新作です。のっけから「カツマーですか?」と聞かれるほど有名というか先入観を持たれちゃってますが、個人的には今のご時世を楽しく前向きに生きていくために役立つことが、わかりやすい言葉で綴られている良書だと思います。(一応、私は勝間さんの本を何冊か読んでますがいわゆる“カツマー”ではないと思ってます)

2010021702リーラボ@ティファニー銀座
実は、この前日に丸善の東京丸の内本店で行われたチェンジメーカーの出版記念講演に参加し、初めて生で勝間さんの話を聞いてきました(残念ながら会場内での撮影はNG)。そこで彼女は同書を「問題解決型思考を養うためのケーススタディ集」と位置づけてました。身の回りで起きている小さな問題でも、見過ごさず解決させようとする行動が、やがては国や社会も動かすとし、その具体的な例を大きく10個に分けて紹介されています。

序章 「チェンジメーカー」になろう
第1章 「シルバー資本主義」を打ち破ろう
第2章 「なごり政治」を改革しよう
第3章 政治家に政治を預けるな
第4章 結婚のすすめ―「35歳独身限界説」とは何か?
第5章 「労働一神教」から抜け出そう
第6章 勝間流「転職必勝法」
第7章 「終身雇用神話」にだまされるな
第8章 「ビジネスモデルの陳腐化」にどう対抗するか
第9章 「本当の経営者」を育てよう
第10章 「男女共同参画社会」が日本を幸せにする

どれも彼女独特の切り口でとても面白かったのですが、リーラボで本を紹介できる時間は多くても数分、どのようにこの本を紹介しようか…?

そうだ、本人に聞いてみよう!

ということで、講演後に行われたサイン会で、「明日、読書会でこの本を紹介したいのですが、どの話が印象に残せると思いますか?」と聞いてみました。すると勝間さんは少し考えた後、本にサインと一緒に3つのポイントを書いてくれました。

2010021703リーラボ@ティファニー銀座
このサインがあるだけでもネタとして十分ですが、やはり「35歳独身限界説」がインパクト大ということで、リーラボで簡単に紹介しました。この説を一言でいうと「35歳を超えると結婚できる率が低くなっていく」ということ。さらに35歳が人生の大きな曲がり角とし、それまでに結婚しているかどうかが「出世」「出産」の可能性にも大きな影響を及ぼすとしてます。

やはりこの説のインパクトは大きく、紹介が終わった後にも「35歳独身限界説についてもっと詳しく!」と聞かれましたw。この本のほかにも、ネットでも大きな話題となったようなので、ググってみてください。

この本に限らず、勝間さんへの評価は賛否がはっきり分かれます。私はこれに「先入観」が大きく関わっていると思います。どんな分野であれ「○○は××だ」という思い込みが強い人ほど、批判的に言う人が多い気がします。あるいは以前によく言われた「スルー力」がなさそうな人もそんな傾向があるかも。

今までの自分の考えはいったん置いといて、最近よく見る勝間って人はこんなこと考えているのか、というスタンスで読むときっと面白いと思います。取り入れられるところは取り入れて、受け入れられないところはさらりと流す。1つでも「これは!」と思うことが見つかり、その後の行動に変化が起きれば読んだ価値あり。これがビジネス書や自己啓発書の楽しい読み方だと思うので。

2010021705リーラボ@ティファニー銀座
今回、私がいたグループで紹介された本はこちら。童話や西洋文学までありましたが、一番読みたいと思ったのが「ゲーム業界の歩き方」。インタビューを通じてゲーム業界ではどんな人が働いているのかがわかるそうです。ゲームに対してもいろいろな偏見がありますが、その業界で働くには単なるゲーマーではつとまらず、いろいろな引き出しを持っていないとゲームは作れないそうです。この本以外にも任天堂のホームページで社長の岩田さんがスタッフにインタビューする連載なども面白いそうです。これも読まなくては!

2010021704リーラボ@ティファニー銀座
そうそう、The Tea Roomのミルクティ、美味しかったです!ティファニ~な味でしたw

せっかくなので、The Tea Roomの写真を何枚か撮ってきました。ぜひご覧ください!
ティファニー銀座ビル The Tea Room -Flickr
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チェンジメーカーチェンジメーカー
(2010/02/09)
勝間 和代

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ゲーム業界の歩き方ゲーム業界の歩き方
(2009/11/07)
石島 照代

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本を月に30冊読む人より1冊だけ読む人の方が読み手として上になるとき

20100217books

本を読むこと自体を目的化することがあまり好きではないんですよ。本を読んだら別の世界に行けてよかったではなくて、読んだ本をその人の日常でいかに使えるかが大切だと思います。

「週末、家に籠もって本を○冊読みました」と得意気に言われても「それって暗くない?1冊くらいでやめて、そこで得た情報を基に誰かと飲みに行くとか、女の子とデートした方が楽しくない?」と思ってしまいます。本を読むこと自体で完結してしまうんではなくて、読んだ本をいかに使うのかというのが大事なんです。

例えば2人の男の子が「モテたい」というモチベーションで本を読むとします。1人は勤勉で月に20冊も30冊も読んだけど、それだけ。もう一人は月1冊しか読まないけど、それをいろいろ咀嚼して、行動して日常すごくモテまくっている。読み手としては1冊しか読まなかった方が上だと思うんです。

本は自分の人生を面白おかしくしていくためのツールだと思っています。---BACH(バッハ)代表 ブックディレクター 幅允孝(はばよしたか)
J-WAVE Growing Reed 2010 2/15放送)

「○冊読んだ」と満足してしまうのは、読書があまり好きではない人ほど陥ってしまう罠かも。私の読むものがビジネス書や自己啓発書が中心な理由もだいたいこれで、読んだことを何かに生かしたいんです。

先日、お話をした方は、ある小説に書かれていた場所の景色が見たくなって、はるばるパキスタンと中国を旅行されたことがあると聞きました。まさに読書で人生を面白くしているなと思いました。

岡田准一:僕、自分を変えた本とかよく聞かれるんですけど、まだないんですよ。それをずっと探し続けているんですけど。

幅允孝:本を読んでも「自分」は変わらないと思いますよ。最近の風潮で、イージーに「この本を読んで人生変わりました」とかあるんですけど、そういうの、もぞ痒いんですよ。そんなに簡単に人生変わらなくて、本というのは遅効性の道具だと思っています。いつ効くかはわからないけど、自分の中でため込んでおくと、いつかはどこかで作用するかもしれない。読書って、そういう引き出しを自分の中に増やしておく作業だと思います。

読んだら「スイッチが変わる」とか、「読んだら5キロ痩せる」とか、即効性がある道具とはそもそも違っていて、後から振り返ったときに「ああ、あの時に読んだ本が作用していたかもしれないなぁ」と思うものではないかなと。目先の目に見える変化を求めるのは、そもそも違う気がする、向いてない気がします。
J-WAVE Growing Reed 2010 2/15放送)

何冊も本を読んでいると、自然と近いジャンルや内容の本を何冊も読んでいて、それらに共通していることが、特に自分の考え方に影響を受けていたということがあります。

いずれにせよ、読書って習慣にすることが大切なんだなぁと感じた言葉です。

もし「図で考えるとすべてまとまる」の著者が「もしドラ」を図化したら?

20100201401リーラボ
六本木で行われた読書朝食会「リーラボ」に参加してきました。リーラボへの参加は今回が2回目(1回目はこちら)。今回は、参加者同士による本の紹介に加えて、「図で考えるとすべてまとまる」の著者である村井瑞枝さんによるセミナーが同時に行われました。同書は以前に読んでいて、内容が仕事の資料作成などにおいて非常に役立ったので、その著者の話が聞けるのをとても楽しみにしていました。

この本は、頭の中にある物事を表やチャートなど図に落とし込むことで「思考の幅が広がる」「分析力がつく」とし、その理由や具体的なアプローチの仕方を経験談を交えながら紹介しています。

図は考えを実際にアウトプットする(=書いて表現する)という技術を鍛えるものです。図を使えるようになると、入ってきた情報を自分なりに整理し、表現する力がつきます。これまで、ただ情報として頭を通りすぎていたものを、自分の中で消化し、血肉とすることができるようになります。(P2「はじめに」より)

最近、使う人が増えている「マインドマップ」も、目的が重なると思いますが、この本で紹介されている方法は、他人に見せる一般的なプレゼン資料の作成などにも応用しやすいので、人によってはより実用性が高いかもしれません。


村井さんは、読書会にちなんで1冊の本の内容を図化して披露しました。取り上げられたのは、岩崎夏海さん著の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(もしドラ)」。表紙の萌え系イラストからうけるイメージとは裏腹に、ストーリーと経営書の古典「マネジメント」のエッセンスがうまく絡み、誰でも読めて要点を押さえることができると評判の人気書です(ちなみに著者の岩崎さんは、人気ブログ「ハックルベリーに会いに行く」の書き手でもあります)。

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少々ネタバレになってしまうようですが、縦に主人公「みなみ」の気持ちの動きを、横に「マネジメント」の要素を時系列順に表してます。私は(買ったけど)まだ読んでないのですが、読んだ方なら見た瞬間に本の内容や展開が頭の中に蘇るのではないでしょうか。

20100201403リーラボ 20100201404リーラボ
さらに内容だけでなく、本から得た自分の学びと、本の特徴も図化したものも披露されてました。確かにこれなら文章や言葉するより短時間で他人に伝わります。

では、どうしたらこうした思考法を身につけることができるのか。村井さんは何千、何万枚もの資料を見て、それらを真似するなどたくさん書いているうちに身につけたそうです。要は数をこなしたわけですが、そのノウハウが「図で考えるとすべてまとまる」に詰まっているわけですから、まずはこの本を読むことが技術を身につける早道と言えると思います。

20100201405リーラボ
参加者による本の紹介にて、私が座った席のグループで持ち寄られた本がこちら。私はたくきよしみつさん著の「デジカメに1000万画素はいらない」を紹介しましたが、珍しくビジネス書・自己啓発書がありませんでした。個人的に気になったのは、神田恵介さん著の「ゴルフの品格」。「ゴルフができる人は仕事もできる」というフレーズが頭に残りました。前々からやってみたいと思ってましたが、始めてみようかな…

読書会では、参加した人がそれぞれ紹介した本の内容を実際に図化してみました。私も試してみたので、載せてみます。読書会では手書きでしたが、それをPowerPoint(実際はOpenOfficeで作成)化しております。

20100201406リーラボ
うー、人様に見せられるレベルか、これ。もう一度本を読み返して出直してきます…


図で考えるとすべてまとまる(村井瑞枝さんブログ)

ハックルベリーに会いに行く

読書朝食会 Reading-Lab "リーラボ"


図で考えるとすべてまとまる図で考えるとすべてまとまる
(2009/09/14)
村井 瑞枝

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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらもし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
(2009/12/04)
岩崎 夏海

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ゴルフの品格 月イチプレーヤーでもシングルになれる100の方法 (幻冬舎ルネッサンス新書)ゴルフの品格 月イチプレーヤーでもシングルになれる100の方法 (幻冬舎ルネッサンス新書)
(2009/10/30)
神田 恵介

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デジカメに1000万画素はいらない (講談社現代新書)デジカメに1000万画素はいらない (講談社現代新書)
(2008/10/17)
たくき よしみつ

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読書朝食会リーラボ(大宮)に初参加!読みたい本を見つけ、プレゼン術を試してきた

2010021101リーラボ
読書朝食会 Reading-Lab "リーラボ" に参加してきました。早朝にカフェに集まって、朝食を食べながらお勧めの本を紹介しあう会です。今回は私の地元、大宮駅のエキュート大宮にある「PARK SIDE CAFE」にて8人で行われました。

朝7時に集合し、出勤される方もいるので1時間で終了。一人6分の持ち時間で持ってきた本を紹介し、参加者で感想などを話し合います。会のコンセプトや時間から、集まる人はみんな仕事や生活を充実させる意欲の強い方が多く、紹介される本はビジネス書や自己啓発書が中心でした。私もこの類の本が好きなので、次に読みたい本を選ぶのにとても参考になりました。

2010021102リーラボ
一番興味を惹かれたのが、原尻淳一さん著の「30を過ぎたら利息で暮らせ」。今、ドラマで注目されていて私も原作のマンガを愛読している「エンゼルバンク」に出てきた名言がタイトルになった本です。中を読んだことがなかったのですが、意外にも小説スタイルで登場人物になりきって読み進めることができるそうです。小説スタイルといえば、先日このブログで紹介した美崎栄一郎さん著の「会社って楽しい?」も同じ。これを読んでリーラボに参加しようと思ったので、なんだか不思議な巡り合わせです。

2010021105リーラボ
今回参加された皆さんが紹介してくれた本

そんな中、私が紹介したのは、水戸岡鋭治さん著の「電車のデザイン」。この本は、九州新幹線や和歌山電鐵の「たま電車」などを手がけられた工業デザイナーの水戸岡さんがデザインした電車などの写真集が半分、もう半分がそれらを作られているときにあった出来事や考え方などがまとめられています。あえて、ビジネス書を外し、思い切り趣味の本を選びました。

ただ、そこで一工夫。以前に私が旅行で撮ってきた水戸岡さんがデザインした電車の写真を机に並べ、皆さんに見ていただきながら、水戸岡さんデザインの車両の魅力を紹介させていただきました。実はこれ、この本に書かれていた、水戸岡さんが実際にJR九州に対してプレゼンしたときのスタイルに似せて試してみたんです。

実際、JR九州へのプレゼンテーションはユニークな形でやりました。広い机の全面にいくつかの絵を置いておきます。JR九州の社長は立ったまま。わたしは社長と一緒に机の周囲を歩き、それらの絵を順番に見せていきます。説明しながら一緒に歩くのです。これには同じ目線でモノを考えられるという視点と、顔の表情を把握できないことで、遠慮するような言い方をしなくて済むという利点がありました。(水戸岡鋭治「電車のデザイン」P160より)


2010021104リーラボ
皆さんに見ていただいた写真と紹介した本。やはり「たま」が人気でした

さすがにカフェで説明しながら歩くわけにはいきませんでしたが、皆さんに写真を見てもらうことで、より印象に残していただけたんじゃないかなと思います。実際、その場で鉄道好きな方とつながることができましたw。


こういう読書会って人が紹介するのを聞くのも重要ですが、同時に自分から他人へプレゼンをすることのできるいい機会だと思います。先日の文房具朝食会もそうですが、楽しみながら、しかも安く(自分の朝食代だけ!)そういう機会が得られるこうした朝食会に、今後も参加していきたいと思います。


読書朝食会 Reading-Lab "リーラボ"


カラー版 - 電車のデザイン (中公新書ラクレ)カラー版 - 電車のデザイン (中公新書ラクレ)
(2009/12/11)
水戸岡 鋭治

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30過ぎたら利息で暮らせ! (講談社BIZ)30過ぎたら利息で暮らせ! (講談社BIZ)
(2009/09/09)
原尻 淳一

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クーリエ・ジャポン編集長に聞いた、創刊・こだわり・iPhoneアプリ

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先日、講談社の「クーリエ・ジャポン」編集部にお邪魔してきました。以前にレビュー・プラスで応募されていた同誌2月号「次の、ITライフ」のレビューを書いたことがきっかけでお招きいただきました。

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編集部に並ぶ世界中の雑誌、新聞!

「世界のさまざまな話題を、各国の現地メディアはどう報じているのか」、そして「世界は日本をどう見ているのか」――クーリエ・ジャポンは、この双方向の視点をコンセプトに、フランスの週刊誌「クーリエ・アンテルナショナル」と提携。全世界で1500を超える新聞・雑誌から記事を選び、毎月10日にお届けします。 クーリエ・ジャポン ABOUT US


このように他にはない独自のスタイルで編集されている雑誌ですが、「ジャポン」からも想像できるとおりフランスの情報誌「Courrier」がルーツ。編集長の古賀さんは、9.11テロが発生したとき、前日に最新号の締め切りが過ぎていたCourrierが、その日のうちに世界中の新聞に掲載された9.11に関する社説を集めて内容を差し替え、1日だけ遅らせて発売したことに衝撃を受け、注目したそうです。

2010021105クーリエジャポン
古賀編集長が持っているのは、9.11を特集した「Courrier」

「世界の優秀なジャーナリストの力を使って雑誌を作れないか」。ちょうどそのとき、講談社が創立100周年を記念した「オンリーワン」の企画を社内公募していて、このコンセプトで応募し、見事に採用。Courrierと提携して生まれたのがクーリエ・ジャポンだそうです。うーん、ドラマ!

そんなクーリエ・ジャポンも、インターネットの普及にともなった情報伝達の変革に合わせて形を変えながら毎月発売されていますが、表紙や記事のレイアウト、写真、イラスト等にもかなりのこだわりを持って作られているそうです。

2010021106クーリエジャポン
例えば2010年2月号の「次の、ITライフ」にあったイラスト。これはわざわざ海外のイラストレーター(IBMのロゴなどを手がけたところだそうです)に依頼して作られているとか。「国内で作ると、どうしても『東洋経済』のようになっちゃうから(笑)」。確かに雑誌(特にオシャレ・アート・インターナショナル系)は、載っている情報だけでなく、そこにある雰囲気が重要ですからね。

2010021107クーリエジャポン
iPhoneユーザーからすると、クーリエ・ジャポンは真っ先に2009年2月号から記事をアプリとして発売したことでも知られてます。これまで(2010年2月現在)に無料の「Lite」版が5~6万、有料版は数千ものダウンロードをされており、AppStoreでも上位にランクインすることが多い人気アプリです。

始めたきっかけは「何となく」だそうですが、全ダウンロードの5%が海外からダウンロードされているなど「作り始めたら面白かった」とか。海外でも大きな書店ならクーリエ・ジャポンの雑誌を扱っているところもあるものの値段が3倍ほどになるそうで、海外にいる日本人が世界の出来事を日本語で読みたいというニーズと、iPhoneアプリが世界中同じ値段で買えるメリットが合致したようです。これはなかなか興味深い話。電子書籍の普及にも関わることかもしれません。

ところで、クーリエ・ジャポンのファンが朝、カフェに集まって、気になった記事について語り合う朝食会(mixiコミュニティ)が開かれているそうです。私はこれに参加したことがありませんが、最近、別の朝食会に参加していましたので、講談社の広報さんにこの話しをしたところ、とても興味を持っていただきました。もしかしたら、編集者(あるいは編集長!?)を招いた会が開けるかもしれませんね!

COURRiER Japon ( クーリエ ジャポン ) 2010年 03月号 [雑誌]COURRiER Japon ( クーリエ ジャポン ) 2010年 03月号 [雑誌]
(2010/02/10)
不明

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デジタルが苦手な人にとって、そんなに悪い時代じゃない

2010020901

今日、はっとした言葉。

デジタルが苦手な人にとって、そんなに悪い時代じゃないんですよ。何でかというと、どんどん簡単になっているから。10年前よりも、5年前よりも、3年前よりも今の方が全然簡単になっているんです。何かをやるにしても、そんなに難しくないので、デジタルに関しては乗り遅れたとかなくて、後から入った方が楽に始められる。…ということを覚えておいてもらえるといいと思います。---デジタルステージ代表取締役 平野友康(J-WAVE Growing Reed 2010 2/8放送)


ツッコミどころはあるけど、なかなか言い得て妙だなと。

日常的なメールやWeb以外、例えば何かを創作するとき、デジタルと全く無縁な分野はまだまだたくさんある。そこの何かをデジタル化することで、作品や使う人の幅を広げることができる余地はまだまだあるし、その敷居はどんどん低くなっている。

アナログがいい、デジタルがいいなんてのはナンセンス。可能性を伸ばせるところに最適ものを使えばいいし、そこで不可能なことはどんどんなくなっているのだ。

超人気パン屋Zopfを貸し切り!「文房具朝食会。」に初参加

「文房具朝食会。」に初参加してきました!朝食を食べながら、それぞれが持ち寄った文房具を紹介しあう勉強会(といいつつメインは食事?)です。

「休日の朝を有効活用したい。」 「文房具の使い方を情報共有したい。」 休日の朝を使い、文房具というツールで 朝食会を開催します。 気軽に文房具のよさを感じることができたら、 もっと仕事や勉強が楽しくなると思います! もちろん、文房具について熱く語れる方も 大歓迎です! - 文房具朝食会。のブログより

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発表はこんな感じ。特にマニアックなものでなくても、お気に入りのものや、自分なりの使い方の紹介をされている方などいろいろ。こういうのって自分の身の回りでは当たり前でも、他人から見ると新鮮だったりしますからね。

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参加された皆さんはこんなアイテムを紹介してくれました。今回の参加は20名弱おり、とてもすべてを撮って紹介することはできませんが、スタイル重視から実用的なものまで様々。

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ちなみに私は、水に濡れてもOKなメモ帳「風呂単メモ」と、どんな角度からも書け、風呂場では風呂単メモに書き込みもできる「POWER TANK(パワータンク)」を紹介させていただきました。このブログでも別の機会に紹介したいと思います。

2010020712文房具朝食会 2010020713文房具朝食会
そしてお楽しみの朝食は、ほとんどの方がフルコースの「ゆっくり朝食」をチョイス。食前ジュース、ヨーグルト(フルーツとナッツ入り)、たまご料理(目玉焼きやオムレツなどから選択)、スープ、パンの盛り合わせ&Fixing、食事中のドリンク、スイーツ、そして食後のドリンク…と、結構なボリュームですが、美味しいのでついつい食べきってしまいそう(結局パンは持ち帰らせていただきました)。

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今回は、千葉・松戸のパン屋「Zopf(ツオップ)」の2Fを貸し切って行われました。後から知ったのですが、この店は知る人ぞ知る超人気店。通常、パンを買うだけでも数時間待たなければならないほどで、実はとても贅沢なひとときだったようです。主催していただいた方々に感謝、感謝!一緒に参加された方にも仲良くしてもらいました。


今回、朝食を食べながら行う勉強会に初めて参加させていただいたのですが、本当に行ってよかったと思います。終了・解散後は別の人と合流して国立新美術館で行われている「文化庁メディア芸術祭」などへ行くこともでき、休日をとても有意義に過ごすことができました。個人的には飲みに行くよりこういう形の方が好きですね。朝、平日と同じ時間に起きるのはちとキツイですが、今後もこうした勉強会に参加していきたいと思います。

B’Zopf (パン / 北小金)
★★★★ 4.0

スイーツだけじゃなかったよ!「スイーツナイト! 6th Track」

先日、渋谷で行われた「スイーツナイト! 6th Track」にお邪魔してきました。名前のとおり食事とともにスイーツを楽しむパーティーで、ちょっと場違いかなと思ってましたが、今回はiPhoneがテーマ。さらに以前このブログで紹介した「食べレコ」がスポンサーをされるということで、開発した方と話しができるかもと思い、連れを巻き込んで潜り込んできたわけです、はい。

以下、暗い会場でiPhoneで撮ったものなので、多少ノイジーなのはご勘弁を。カメラもっていけばヨカッタかな。

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会場は渋谷の桜丘にある「HI.SCORE Kitchen」。とてもオサレ空間でこういうイベントのときしか縁がありません。

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早速、食べレコを開発した「ハンズエイド」社長の小室さん(@komuken )登場。とてもフレンドリーな方で、食べレコや電子書籍の話で盛り上がりました。私も電子書籍の今後にはとても興味があり、少しではありますが関わらせてもらっているので、ぜひ今後もお付き合いしていきたいです。

ちなみに食べレコでは先日「絶品!大人の定番スイーツ」「つけ麺・まぜ麺マップ 東京 埼玉 神奈川 千葉」「ピザの本」のコンテンツを追加し、どんどん充実してます。さらに!私がTwitter上でリクエストさせていただいた「ジモンの肉本」も準備を進めているとのこと。これはうれしい!

食べレコアプリの方もアップデートを予定しているとのことで、とても楽しみです!!

食べレコiTunes ※iTunesが起動します。

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ビッフェ形式の夕食に続いて、いよいよメインディッシュのスイーツ登場!「世界一のパティシエ」という辻口博啓氏の代表作、モンサンクレール「ジャーダン・デ・サンス」。一眼レフからiPhone、ケータイまでカメラが群がる群がるw

ちなみにできる限り細かくカットしても全員分行き渡らないので、女性陣優先で男性陣はお預け(ToT。そこで急遽食べレコさんが男性陣にも別のスイーツを用意してくれました。感謝、感謝!
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スイーツナイトということで、女性率が高かったのですが、テーマがテーマなだけにiPhone率は6~7割だったとか。まぁ、もう女性でもiPhoneを持っていて何ら珍しいこともありませんけどね。

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そんな中で驚かせてもらったのが@ogacchiさん。なんと個人で3台ものiPhoneを所有!しかもすべてにデコレーションされていて注目されてました。アップルロゴデコのiPhoneの手触りが何ともヨカッタです。さらに、最近公開された16個のドラえもんアプリも揃えられてました。筋金入りのiPhoneラバーですね!

パーティーにはIT関連で様々な活躍をされている松村太郎さん(@taromatsumura)もいらしてて、そのあたりが好きな方達と一緒にiPadについて「こんな使い方したい」「買うならこのモデル」なんて話もできました。

2010020711スイーツナイト
また、女性で一眼レフを持っている人が多かったのもヨカッタです(個人的にそういう子ポイント高いんでw)。印象的だったのが病野真美さんのピンクなK-x。同じ機種を使ってますが、無難な黒を選んでしまったことを後悔してしまうほどハマってました。

2010020712スイーツナイト
あと、ヨーヨー世界チャンピオンというBLACKさんがたまたま参加されていて、なりゆきでパフォーマンスを披露されてました。後で話を聞いたところによると、数年前のブームのときに始めて以来、世界のパフォーマンスを見ながら独学で技術を身につけたとか。いやスバラシイ、かっこいい!

BLACKさんのパフォーマンスはYouTubeでも見ることができます。ヨーヨーを操る姿を生で見ることができただけでも、行った価値があったかも!


そんなわけで、期待していたよりずっと充実しまくったパーティーでした。主宰された@cazukiさんをはじめスタッフや関係者の皆様、ありがとうございました!

肉あんと味噌タンメンの絶妙なハーモニー♪ 本郷の「田村屋」

2010020701田村屋肉あんタンメン
この店のラーメンは、麺とスープの素の味を楽しむというより、野菜や肉などと絡めて食べる方が好きなかたに向いてます。「味噌汁より豚汁」みたいな。

目玉は「肉あんタンメン」。味噌ラーメンの上に野菜(もやし 白菜 ネギ ニンジン)と、挽肉入りのとろみのあるあんかけがのって出てきます。ありそうでなかったこの組み合わせ!

スープの上にあんかけ?と思いましたが、これが意外と合う。麺とスープと野菜と肉とあんかけが一緒になって口に入るのですが、それぞれが引き立て合っていて、違和感なく食べることができます。これぞまさにハーモニーって感じ?(w スープは辛さあり/なしを選べます。辛いものもOKな私ですが、辛さなしの方がオススメかな。

お値段は950円、つけ麺は1050円とやや高め。ランチとして何回も行くにはちょっとつらいですが、月に一度は行きたくなります。

もう一つのメインメニューとして「肉豆腐タンメン」もあります。こちらは肉あんかけのかわりに麻婆豆腐をかけたもので、味付けも山椒が効いた、味噌ラーメンの辛さとは少し違ったスパイシーさを楽しめます。お値段は1000円(つけ麺は1100円)。こちらもいいですが、麻婆ラーメンは他にもあると思うので、個人的にはまず肉あんタンメンの方をオススメします。

2010020702田村屋 2010020703田村屋

田村屋は東京都文京区本郷にあり「酒と肴と麺の店」とあるとおり、昼はラーメン屋、夜はラーメン居酒屋となるお店です。この店は最寄りの本郷三丁目駅や御茶ノ水駅などから少し離れているなどややアクセスが良くなく、さらに隣には「栄児」という人気の四川料理店があります(栄児もとてもオススメなのでいずれ紹介したいと思います)。以前にもラーメン屋があったのですが、1年ほどでなくなってしまっており、やや厳しい立地条件といえるでしょう。その中でやや強気の値段にもかかわらず、お昼どきはいつも満席に近い状態。

聞くところによると、以前に立川のラーメンスクウェアにあった「俺とカッパ」というお店を営んでいたご主人が改めて始めたお店だそうです。個人的にこういうオリジナリティのあるラーメンは大好きなので、これからも応援していきたいですね。

酒と肴と麺の店 田村屋 (ラーメン / 本郷三丁目、水道橋、御茶ノ水)
★★★★ 4.0

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