J-WAVE

本を月に30冊読む人より1冊だけ読む人の方が読み手として上になるとき

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本を読むこと自体を目的化することがあまり好きではないんですよ。本を読んだら別の世界に行けてよかったではなくて、読んだ本をその人の日常でいかに使えるかが大切だと思います。

「週末、家に籠もって本を○冊読みました」と得意気に言われても「それって暗くない?1冊くらいでやめて、そこで得た情報を基に誰かと飲みに行くとか、女の子とデートした方が楽しくない?」と思ってしまいます。本を読むこと自体で完結してしまうんではなくて、読んだ本をいかに使うのかというのが大事なんです。

例えば2人の男の子が「モテたい」というモチベーションで本を読むとします。1人は勤勉で月に20冊も30冊も読んだけど、それだけ。もう一人は月1冊しか読まないけど、それをいろいろ咀嚼して、行動して日常すごくモテまくっている。読み手としては1冊しか読まなかった方が上だと思うんです。

本は自分の人生を面白おかしくしていくためのツールだと思っています。---BACH(バッハ)代表 ブックディレクター 幅允孝(はばよしたか)
J-WAVE Growing Reed 2010 2/15放送)

「○冊読んだ」と満足してしまうのは、読書があまり好きではない人ほど陥ってしまう罠かも。私の読むものがビジネス書や自己啓発書が中心な理由もだいたいこれで、読んだことを何かに生かしたいんです。

先日、お話をした方は、ある小説に書かれていた場所の景色が見たくなって、はるばるパキスタンと中国を旅行されたことがあると聞きました。まさに読書で人生を面白くしているなと思いました。

岡田准一:僕、自分を変えた本とかよく聞かれるんですけど、まだないんですよ。それをずっと探し続けているんですけど。

幅允孝:本を読んでも「自分」は変わらないと思いますよ。最近の風潮で、イージーに「この本を読んで人生変わりました」とかあるんですけど、そういうの、もぞ痒いんですよ。そんなに簡単に人生変わらなくて、本というのは遅効性の道具だと思っています。いつ効くかはわからないけど、自分の中でため込んでおくと、いつかはどこかで作用するかもしれない。読書って、そういう引き出しを自分の中に増やしておく作業だと思います。

読んだら「スイッチが変わる」とか、「読んだら5キロ痩せる」とか、即効性がある道具とはそもそも違っていて、後から振り返ったときに「ああ、あの時に読んだ本が作用していたかもしれないなぁ」と思うものではないかなと。目先の目に見える変化を求めるのは、そもそも違う気がする、向いてない気がします。
J-WAVE Growing Reed 2010 2/15放送)

何冊も本を読んでいると、自然と近いジャンルや内容の本を何冊も読んでいて、それらに共通していることが、特に自分の考え方に影響を受けていたということがあります。

いずれにせよ、読書って習慣にすることが大切なんだなぁと感じた言葉です。
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デジタルが苦手な人にとって、そんなに悪い時代じゃない

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今日、はっとした言葉。

デジタルが苦手な人にとって、そんなに悪い時代じゃないんですよ。何でかというと、どんどん簡単になっているから。10年前よりも、5年前よりも、3年前よりも今の方が全然簡単になっているんです。何かをやるにしても、そんなに難しくないので、デジタルに関しては乗り遅れたとかなくて、後から入った方が楽に始められる。…ということを覚えておいてもらえるといいと思います。---デジタルステージ代表取締役 平野友康(J-WAVE Growing Reed 2010 2/8放送)


ツッコミどころはあるけど、なかなか言い得て妙だなと。

日常的なメールやWeb以外、例えば何かを創作するとき、デジタルと全く無縁な分野はまだまだたくさんある。そこの何かをデジタル化することで、作品や使う人の幅を広げることができる余地はまだまだあるし、その敷居はどんどん低くなっている。

アナログがいい、デジタルがいいなんてのはナンセンス。可能性を伸ばせるところに最適ものを使えばいいし、そこで不可能なことはどんどんなくなっているのだ。

岡田准一「いろんなこと聞かせてよ」に共感

J-WAVEのGrowing Reedというラジオ番組で岡田准一が国際ジャーナリスト田中宇との話が終わった後で言ってた言葉にすごく共感したので、録音を起こしてメモしてみる。

(前略)「いろんなことを聞かせてよ。正解かどうかわからないけど、自分はそれをチョイスできるから」って思う。若い頃にはできなかったけど、今ならその中で自分の意見を出せるから。

とにかく、「いろんなことを知りたいよ」というのがすごく増えました。「あなたが言っているから信頼します」というのではなくなったというか、いろんな方面、あっちの意見、こっちの意見、全部聞かせてって。どういう主観でもいいから、「嫌いだ、でも何でもいいからとにかく聞かせてくれ」と。冷静な判断ができるようになったからかもしれないですけど。

「もっと気を使わずぶっちゃけ話をすればいいのに」と思ったり、たまにするんですよ。なんか色んなところに気を使わず話せば、みんな受け入れていく能力が増えていくし、「じゃあどうすればいいのか」と考えなければいけないことを突き詰められていくから、成長していくと思うんですよ。

とにかく、いろんなことをぶつけてほしいですよね。



とらえようによっては、「そんなんじゃ人間関係保てないだろ」って思われるかもしれないけど、それを超えて、感情や立場をいったん抜きにして、人の意見を聞く姿勢って必要だなって思うわけですよ、うん。
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