ドラッカー

「もしドラ」の作者、岩崎夏海さんの話を聞いてきた

2010032001もしドラ
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(以下もしドラ)の著者である岩崎夏海さんらの講演会に行ってきました。もしドラはテレビなどマスコミにも数多く取り上げられ、岩崎さんの顔を見られた方もいると思いますが、表紙のイメージとはかなりギャップがあり、硬派な印象を受けました(当然ながら表紙のイラストは別の方が描かれてます)。

もしドラでは、ドラッカーの「企業の目的と使命を定義するとき、出発点は一つしかない。『顧客』である」という言葉に基づき、まず最初に「高校野球の"顧客"は誰か」という疑問を投げかけてます。

この顧客は誰で、そこへどうすればいいのか」を明確にしてからストーリーが展開されていくのですが、今回の話も、自分の欲求を押しつけるのではなく、まず「顧客≒人、相手」を満足させることを第一に考えることが、目標にたどり着くためのポイントとしていました。「目標にたどり着くには、人様の役にたつしかない。一番大事な価値観」。

岩崎さんはとても頭の切れる方だそうで、本人曰く「これまで400回、人と議論をしてきたが、一度も負けたことはなかった。他人の間違いを指摘し続けてきた」そうです。しかし議論に勝ち続けることに意味はなかった、それを認めることが最大の転機になったとか。「AKB48のプロデュースでは、メンバーの長所を褒めて褒めて褒めまくった」。

もしドラも、すべてが自分がやりたかったことが形になったわけではなく、ドラッカーの教えを一般層に広めるという目的を達成させるためにはどうすればいいかを考え、様々な人の意見を取り入れた上でできあがったそうです。最初から萌え系表紙のライトノベルタッチで書こうなんて思ってなかったんですねw

そんな岩崎さんの次回作は、みなみが他の名著を読む…のではなく、まったく違うことを考えているとか。これもドラッカーの教えにある「イノベーション」に沿っての行動でしょう。

ちなみに、どこかで「もしドラはテレビや映画など映像化を意識した描写が多い」という話を聞いたことがあったので、岩崎さんに聞いてみたところ、やはり放送作家として映画化を考えた作りにしたそうです。もし「もしドラ」が映画になったら…間違いなく観に行きますね。

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著書にサインをいただきました。「人間万事塞翁が馬


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